2月13日から15日まで、「白鳥の湖」でした
ジークフリードをさせていただきました。
ジークフリードは王子の中でも、僕にとっては、程遠い存在だと思っていました。
脚のラインが綺麗じゃないと王子は出来ないと思っていたので、
プロになってからも、もっとどうしたらラインが綺麗になるか、とか
怪我をしないような踊り方はどうしたら良いかなどと、
プロならば気にしていたい事を常に追求しています。
前は足首が痛かったり腰が痛くて起き上がれない、という事ばかり、
今は白鳥の全幕を踊っても怪我一つ無い体になりました。
そして、全幕を踊るのに、ストーリーやキャラクターを発展させるのは、
一番大切なプロセスの一つなので、
どうしたらパントマイムやパドドゥでストーリーを語れるかを
ステップより先に重視しました。
その結果、とても心地良くジークフリードというキャラクターを、演じられるようになりました。
「白鳥の湖」を通して、バレエというものが更に深い世界だなと、思いました。
いつか日本でも踊れると嬉しいです。^_^
恭平